Background
&
Mission
2005年、相模原市淵野辺で始めた子育て支援は、形態や名前、メンバーが変化しながら続けてきました。随分時間がたったような気がしますが、人類の長い歴史の中で考えるとたった20年足らずの間に、子育てや家族の在り方が大きく変化し、ますます子どもや家族のための支援が必要とされていることを感じています。
一方で私たち民間の一団体ができることに限りがあることを実感する中「これから子育て支援をどのように展開していこう」と考え、今 たどり着いたのは「地域共生社会」でした。地域の人が主体となって子どもの育ちを支えていく。地域の人が自分たちでより良い地域を創っていく・・・
そのために、わたしたち Good Neighbors は、子育て中の人やその親子を支える人が共に「学び」「情報を共有し」「協働し」「育ちあう」機会と場を提供します。
Story
2005 / 4 おぐちこどもクリニックで出会う保護者からの子育てに関連した相談に、ゆっくり対応できる場所として、看護師と受付の有志で ふぁみりぃさぽぉとBambinoを開設
2007 WAM助成(社会福祉振興助成事業)で「地域小児科と連携した子育て支援事業」を行う
2009/2010 相模原市市民・行政協働運営型市民ファンド「ゆめの芽」から助成を受ける
*ここまで運営スタッフはボランティア、助成金のない年の運営費は、参加費などの自主財源及びおぐちクリニックからの支援で活動していました。しかし限られた運営費と、ボランティア精神で活動を続けていくには限界を感じ、ついに廃業か…と思案していたところに、相模原市の委託を受けられるという話が舞い込んできました。
2013-2021 相模原市地域子育て支援拠点事業「バンビのぽれぽれ広場」の委託を受ける。
*安定した運営ができるようになり、利用者も延べ人数600~700人/月。小児科と連携しスタッフに看護師がいるということもあり、ハンディキャップを持ったお子さんや、発達の相談をしたい方の利用も多くありました。ところが運営の中心となるスタッフが抜けたり、部屋の賃貸契約の更新が難しくなるなどの問題で委託を受けることが難しくなり2021年3月で子育て広場を閉所
2021/4 児童発達・放課後等デイサービス事業BASEのサポートを受け 自主運営の子育て広場
「Haere mai(はれまえ)」をスタート
2021/11 相模原市には拠点としての子ども広場や、こどもセンターにも子育て広場があるため、それらの広場ではできない子育て支援の形を模索。たどりついたのは、子どもたちがその子らしく持っている魅力を発信しながら成長していくために、子どもを育てている家族が必要な支援を受けられるために、隣人である私たち一人一人が自分にできることを考える機会を提供すること。そして子どもとその家族を支えるコミュニティを作り繋がっていくためのコーディネートとネットワーク作りをすることを目的に「Goood Neighbors(ぐうっどねいばぁず)」を設立した。
代表 芥川理津子
北里大学病院NICUで10年、その後おぐちこどもクリニックで発達相談などを中心に勤務しながら、2005年の「ふぁみりぃさぽぉとBambino」設立当初から子育て支援事業(バンビのぽれぽれ広場・子育て広場緑のおうち・子育て広場はれまえ)に関わる。同じ思いを持ってくれた仲間と事務局を運営し、協力者を得ながら
「Imperfect(不完全)でもできることからやってみる!」を指針に、職業人人生の残り時間を使おうと考えている。